成功する企業ホームページ メルマガ特別講座 デザイン(5)

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 今回のテーマ: デザイン(5)
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マッターホルンの藤澤です。

前回は、情報は伝えるものであり、伝わらなければ意味がないとい
うことをお話ししました。

今回は、その他の重要な情報の特性についてです。

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■ 情報には重要度がある
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情報の特性の1つは、「情報には重要度」があるということです。

つまり、極めて重要な情報もあれば、そうでもない情報もあるとい
うことです。

ここで非常に重要なことは、「重要な情報は、相手に重要な情報と
して認識されるようにデザインしなければならない」ということで
す。

重要な情報が、雑多な情報の中の1つとして捉えられては困るのです。

では、どうすれば良いかと言えば簡単です。

・重要な情報やコンテンツ(へのリンクやボタン)は視覚的に目立
つようにする。
・重要な情報やコンテンツ(へのリンクやボタン)は、視覚的に人
の目がいきやすい位置に配置する。例えば、ページのなるべく上部
に配置する。

この簡単な施策の威力を示す実例を紹介しましょう。もう10年くら
い前の事例になりますが、大手人材派遣会社のホームページをリニュ
ーアルした時の話です。

人材派遣会社というのは、言うまでもなく、人材がたくさんいて初
めて成り立つビジネスです。従って、ホームページにおいても、人
材の登録者数を増やすことが最も重要になります。

リニューアル前のホームページを見た時に、明らかに修正すべき点
だと思ったのは、人材の登録を促すためのボタン(クリックすると
応募フォームに飛ぶ)が目立っていないことでした。

そこで、リニューアルした際には、誰がどう見ても見落とさない位
置に、誰がどう見ても見落とさないデザインでボタンを配置しまし
た。

結果はどうだったか。月間の登録者数が50%増です。

中小零細企業の感覚的には、50%増ってそんなにすごいの?って感
じなのですが、大手企業は違います。

月間の登録者が50%増というのは、人数で言うと数百人増というこ
とになり、これは年間に換算すると数千人増ということになります。

その中の一定の割合の人材が実際にクライアントである企業に派遣
されて、派遣会社の収入となります。

これは、金額に換算すると、どんなに少なく見積もっても億円単位
の効果、おそらくは10億円単位の効果ということになります。

重要なボタンを重要なことがわかるようにデザインして配置した。
このことの重要性がおわかりいただけたでしょうか。

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■ 情報には構造がある
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もう1つの情報の特性は、「情報には構造がある」ということです。

・情報のグルーピング
・情報の階層構造

たとえば、ある企業ホームページが100ページから成り立っている
とします。この時、トップページでこの100ページの存在を全て示
すことは可能でしょうか。

一般的に言えば、不可能です。

もちろん、ただ単に羅列することは可能ですが、100ページを羅列
してみたところで、必要な情報を探すことは困難です。

そうすると、当然なのですが、似た情報や近い情報をグループにま
とめていく作業が必要になります。

また、その情報のグルーピングの中で、階層構造ができてきます。

例えば、

・「法人のお客様」「個人のお客様」と対象顧客別にページを分割
する。
・「法人のお客様」の中に「サービスA」「サービスB」「サービス
C」がある。
・「サービスA」の中に「サービス概要」「料金表」「お申込みか
らご利用開始までの流れ」というコンテンツがある。

といった話です。文章で書いてみると当たり前ですね。

ここで何が重要かというと、「情報のグルーピングや情報の階層構
造がわかるように、適切にデザインする」ということになります。

これも本当に当たり前の話なんですが、なぜか多くのデザイナーは
できていないんです。

色々な要素を、なんとなくデザイン処理して、なんとなく配置して
いる。これが、多くのデザイナーの実態。

そうではないんです。

同じ情報グループ、お互いに近い情報というのは、同じデザイン処
理をして、近くに配置する。とにかく、見た瞬間に、これで1つの
グループなんだと理解できるようにデザインしなければなりません。

そして、グループAの中にA1、A2、A3の3つがあって、グループBの
中にB1、B2の2つがあって・・・ということが視覚的に、一瞬で分
かるようにしなければなりません。

そうしないと、情報は正しく伝わりませんし、必要な情報を探すこ
とが困難になります。そして、必要な情報を探すのが困難なホーム
ページからは人が去っていくだけなのです。

今回は情報についての2つの重要な特性についてお話しました。
とりあえず、今回でいったんデザインの話は終わります。
(将来的にまた書くこともあるでしょう)

次回は、違うトピックの話をしたいと思いますが、このメルマガは
書きたいトピックを書きたいときに書くメルマガですので、内容は
未定です。
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成功する企業ホームページ メルマガ特別講座 デザイン(4)

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 今回のテーマ: デザイン(4)
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マッターホルンの藤澤です。

前回は、「Webの場合にはデザインの対象物は「情報」である」と
いうことをお話ししました。

そして、デザインの対象物が「情報」である以上、「情報」の特性
を知らないことには、良いデザインは成り立たないということにな
ります。

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■ 情報に関して最も重要なこと
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それでは、情報に関して最も重要なことは何でしょうか。

それは、「情報は相手に伝えるためのものである」ということです。
これに付随して、

・情報が正しく伝わること
・伝えたい情報が伝わること
・誰に情報を伝えようとしているのかを明確にして、その相手に向
けて情報を伝えること

ということもあります。

長文の原稿を書くようなページにおいても、もちろん当てはまる話
なのですが、トップページにおいても上記は重要です。

トップページでは、相手に何を伝えたいのでしょうか。

これを曖昧なままにしてデザインした企業ホームページは、基本的
にダメなホームページだということが言えます。

「伝わらなければ意味がない」

伝えたいことが伝わらないホームページ、そもそも伝えたいことが
何だか分からない曖昧なホームページは存在意義に乏しく、成功す
る企業ホームページとは真逆に位置していることになります。

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■ トップページで伝えたいこと
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ですから、デザインと言っていますけれども、見た目の美しさを追
求する部分からがデザインなのではなくて、相手に何を伝えたいの
か、そして、そのためにはどのような構成要素をどのように配置す
るかを「考える」部分からがデザインとも言えます。

トップページのデザインというものを考えてみた場合、もちろん、
そこで伝えたいことは個々の企業によって違うわけですが、一般論
としてどういうものが挙げられるかを考えてみましょう。

・その会社が何の会社であるか(業種、商品・サービス)
・どういう特徴・強み・ウリがあるか
・企業の印象(信頼感のある企業、洗練された企業、親しみのある
企業・・・実際にそうであるかはともかく、伝えたい印象)
・ホームページ内にどのような情報があるか

この辺りは全ての企業ホームページに共通することで、はずせませ
ん。ただ、重要なのは「自社にとって、何を伝えたいのか、伝える
べきなのかを真剣に考えてみること、そして、それをデザインに組
み込むこと」です。

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■ 伝えたいことを伝えるデザイン
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伝えたいことが明確になったのであれば、それがデザインに反映さ
れる必要があります。

「信頼感のある企業」であることを伝えたいとすると、「信頼感」
を表現する配色をしたり、「信頼感」を表現する画像を使うことが
必要になります。

また、何を提供している会社でどのような特徴がある会社なのかを
伝えるためにも、それが分かる画像を用いたり、キャッチコピーそ
の他の文章で表現する必要があるでしょう。

それから、そういった文章を読んでもらいたいのであれば、読んで
もらうための配慮が必要です。文字の大きさ、行間の空きの設定、
文字の色や視認性、テキストをどこに配置するかなどです。

非常に多くのWebデザイナーがホームページを格好良く見せるため
に、小さい文字を使いたがったり、英語を使いたがったりします。

それが全ての場合で絶対にダメという訳ではないのですが、基本的
には「読ませるため」の文章や見出しが読みにくいのは本末転倒な
のです。「伝わらない」ホームページになってしまうのです。

そのあたりのことは、99%のデザイナーにある傾向ですから、企業
ホームページを依頼する側の企業が厳しい目でチェックする必要が
ある訳です。

今回は情報に関して最も重要な「伝える」ということに絞って書き
ましたが、次回は情報についての2つの重要な特性についてお話し
ます。
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成功する企業ホームページ メルマガ特別講座 デザイン(3)

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 今回のテーマ: デザイン(3)
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マッターホルンの藤澤です。

前回は、「Webデザイナーの平均レベルはとても低い」ということ
をお話ししました。

ということは、ホームページ制作を依頼する側の企業としては、自
衛のために、ある程度の知識を持つ必要があり、Webデザイナー本
人に代わって、厳しい目でチェックする必要があるということです。

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■ そもそもデザインとは何か
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Webデザイナーのうち、もっともレベルが低いグループの人たちは、
そもそも「デザインとは何か」を理解していません。

デザインと純粋芸術との区別がつかない人もいます。

さきほど、ヤフーの辞書で「デザイン」という言葉を調べてみたと
ころ、結構良い定義が載っていました。

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デザイン:
1.建築・工業製品・服飾・商業美術などの分野で、実用面などを考
慮して造形作品を意匠すること。「都市を―する」「制服を―する」
「インテリア―」 2.図案や模様を考案すること。また、そのもの。
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ここで重要なのが「実用面を考慮して」という部分です。つまり、
デザインは「美しさや創造的な部分」と「実用性・機能性」の両面
を併せ持ったものということができます。

これに加え、純粋芸術とは以下の点で違いがあると考えています。

・デザインは基本的には商業活動の一環として行われているもの。
・そのため、各種の制約を受ける。コストの制約、納期の制約など。
・Webデザインに関して言えば、「顧客の要望」や「ビジネス上の
戦略・意図」などと自分が創造するデザインを両立する必要がある。

純粋芸術では、売れなくてもいいから、自分が描きたい絵を描くん
だ、とかいうことがありますが、デザインはそういうものではない
ということになります。

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■ 機能性を考えるなら、デザインの対象物について知りなさい
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本来は、Webデザイナーに対して話すべき内容が続いていますが、
依頼側のクライアント企業も知っていた方が良いことですので、
もう少しお付き合いいただきます。

私がデザイナーに説明するときによく使う例が「ペン」や「椅子」
のデザインの話です。

筆記用具としての「ペン」をデザインするとします。見た目の美し
さは1つの要素です。しかし、「書きにくい」とか「長時間書くと
疲れる」といった場合、機能性が欠落しているわけです。

「椅子」の場合も同様に、「座りにくい」とか「腰が痛くなる」と
いう椅子は基本的にはダメなデザインと言えます。

もちろん、「見た目」と「機能性」のどちらをどの程度優先するか
という問題はあります。「見た目重視のデザイン」というのは一応
あり得ます。しかし、基本は「見た目」と「機能性」を両立したも
のがデザインです。

そうしますと、良いデザインをするためには、デザインの対象物に
ついて良く知っておく必要があります。この場合は「ペン」や「椅
子」の特性です。どのくらいの直径のペンが書きやすいのか、重心
はどこにあるべきか、素材は何が良いのか・・・などなど多くのこ
とを知る必要があります。

同様に椅子であれば、高さや背もたれの角度などについて知ること
が重要でしょう。

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■ Webの場合、デザインの対象物は「情報」である
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そして、Webの話に戻ります。ズバリ言いますと、Webの場合には
デザインの対象物は「情報」であるということです。

そして、デザインですから、デザインの対象物である「情報」の特
性について良く知っておかないと、良いデザインというのは成り立
たないのです。

それでは、情報にはどのような特性があるでしょうか・・・。
これが次回のテーマになります。

今回はここまでです。
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