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今回のテーマ: 集客(1)
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マッターホルンの藤澤です。
今回は、皆さんが一番知りたいと思われる集客のお話です。
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■ ホームページと集客
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まず、一番基本的なことの確認になりますが、ホームページという
ものは、作っただけではほとんど誰も見ません。
以前は、ホームページを作っただけでインターネットから自動的に
多くの人がやってくると思っている人もいたものですが、今ではそ
れが幻想であることは、ほとんどの人が分かっていると思います。
従って、企業ホームページを作ったら、必ず、別途「集客」という
作業を行うというのが原則となります。
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■ SEO(検索エンジン最適化)
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集客という作業のうち、一見したところ、無料で簡単にできて、成
果も上がると思いこみやすいのが、SEOです。日本語だと検索エンジ
ン最適化と言いますが、まあ、分かりやすく言うと検索エンジン対
策です。
商品やサービスに関連のあるキーワードで検索した時に、検索結果
(のできれば上位)に表示されて、そこから集客できないかなとい
う発想です。
昔はSEOというものは、ものすごく効いたんです。でも、今はあまり
効かない。
行き過ぎたSEOというのは、Googleなどの検索エンジンから見れば
迷惑でしかないわけです。本来あるべき検索結果を人為的に歪めて
いるという部分があるからです。
Googleからすれば、本来検索結果の上位にあるべきサイト(価値の
ある情報を提供しているサイト、多くの情報を提供しているサイト)
がきちんと上位に表示されるような検索サービスを提供したいのに
行き過ぎたSEOというのは、それを妨害する存在です。
当然、Googleとしては、そういった不当に検索結果を歪めようとす
る行為を放置するはずもなく、常時対策を改良しているわけで、昔
のように簡単に検索結果の上位に表示されることは難しくなりつつ
あるのです。
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■ 適切なSEO
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しかし、SEOの全てがスパム行為だという訳ではありません。SEOに
は、全く問題のない施策(白)、スパム的な施策(黒)、どちらに
分類されるか難しいボーダーラインの施策(グレー)の3種類があ
ります。
グレーの部分はその人や組織の倫理観その他で変わってきますし、
高い倫理観でよくよく考えてみても微妙なものというのもあります。
ですが、大雑把に言ってまず問題ないと考えられるのは、
・自社の商品やサービス等に関連するキーワードを調査したり、洗
い出し、集客・売上の観点から適切に選択する。
・選択したキーワードを意識したサイト構成をとる。
・選択したキーワードをサイト内で適切に使う。
・HTMLのタグの書き方やリンクの貼り方などを検索エンジンに評価
されるような形で適切に行う。
といったあたりです。こういった施策だけでも相当な効果がある、
ある意味「ゆるい」業界もありますし、こういった施策ではほとん
ど効果の見込めない「激戦の」業界もあります。でも、どちらにし
ても上記のようなことは、最低限やっておくことです。
逆にブラックな施策は、数え切れないほどありますが、例えば、リ
ンクを外部から10000本張ってくれる有料サービスを利用する、など
はGoogle的にはブラックな施策ということになります。
もちろん、こういうことをした場合に、全て摘発されるということ
はないのですが、検索結果から抹消されても文句は言えないですし、
実際に検索結果から抹消された大企業も過去にはありました。
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■ SEO業者について
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それで問題は、現在だと激戦の業界においては、ブラックな施策を
行わないと、ほとんどSEOの効果がないということです。
ところが、抜け道を必死に探すSEO業者と、それを頼ってしまう企
業というのはいまだにたくさんあるんですね。
しかし、一般の方がほとんど知らないSEO業者についての知識をこ
こで授けておきます。
まず、SEO業者というものが生まれてからかなりの年月が経つんです
が、これまでに廃業等に追い込まれた会社っていうのは非常に多い
んです。
SEOの初期の頃に有名だったSEO業者でも、今はなくなってしまった
会社がいくつもあります。
これは何を意味しているでしょうか。
SEOが非常に難しくなっていて、お金を払ってもさして効果がない
ケースが多発しているというのもあります。
特に、ごく最近、Yahoo!の検索エンジンが自前のものからGoogleの
エンジンに切り替わりました。従来のYahoo!の検索エンジンだと
まだSEO業者の対策ができたのですが、Googleの方が不正なSEOに対
する防御がしっかりしていて、ますますSEO業者にとっては難しい
状況になってしまいました。
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■ 実際にSEO業者に依頼したらどうなったか
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弊社では、仕事柄、クライアント企業がSEO業者を使ってみたという
話をたまに聞きます。
ものすごくたくさんの事例を知っているわけではないんですが。弊
社では、SEO業者を使うことは推奨していませんので。
でも、SEO業者に頼んで明確に効果があったというのは、たぶん20%
くらいです。大半は効果がない。激戦の業界の場合には。
何年も前の事例でひどいのがあって、成果報酬でいいからうちにSEO
をやらせて欲しいという売り込みがあった。それで頼んでみたら、
いつまで経っても約束の成果が上がらない。契約に従って返金して
くれと申し出たら、「もう少し待ってくれ」の一点張り。もう少し
待ってあげたんだけど、結局成果は上がらず、返金にも応じず。
こういうのが多い。
逆に効果があった例。これは有名な実力のあるSEO会社からたまたま
決算月か何かで営業の追い込みの時にセールスがあって、安かった
ので頼んでみた(実力のある会社の施策だって基本ブラックですけ
どね)。
かなり良いキーワードで検索結果の上位に表示されるようになった
そうです。
しかし、半年経って契約満了となり、継続しなかったら、あっとい
う間に検索結果の順にが下がっていったとのこと。
外部から張っていた大量のリンクをはずされて、元の状態に戻った
わけですね。有料サービスだから、当然なんですが。
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■ 結局のところSEOとは
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自分でSEOの基本的な施策を行うことを別とすれば、SEO業者に頼む
のも有料ですし、たまたま実力のあるSEO業者にあたったとしても、
外部リンクを大量に張ってくれるのは契約期間中だけです。
契約期間が終わったら元通りですから、効果の永続性などないです
し、費用をかけて集客しているという意味では広告となんら変わり
がない。
だったら、最初から広告で良いじゃないかと思うのですが。倫理観
に照らし合わせても、まっとうですし。
SEOをどうしてもやりたい、気になって気になって仕方がないという
人は、最低限、今回書いたことを考えてからやってみてください。
今回はここまでです。
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今回のテーマ: 考え方(3)
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マッターホルンの藤澤です。
前回の配信から1ヶ月以上経ってしまいました。
忘れてしまったかもしれませんが、前回は、企業ホームページは常
に比較されるということについて話をしました。
今回は、比較されることは前提条件であるという認識の基に、では
どうするのかというお話です。
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■ 横並び意識は平凡な結果を招く
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ホームページ制作の仕事をしていて、かなり多いのが、「他社がこ
ういう風にやっているので、うちもこんな感じにしたい」という要
望です。
その他社というのは、ライバル企業であったり、業界最大手であっ
たり色々ですが・・・こういう意識でホームページを作ると、素晴
らしい結果に結びつくことは稀です。
もちろん、他社のホームページの優れた点を採り入れるのは良いこ
とです。
しかし、完全に他社と同じように、あるいは他社のホームページの
縮小版、もっと悪く言えば劣化コピーのようなものを作って、成果
が上がるほど甘くはありません。
特に、同業他社が無数に存在する業種において、他社と横並びの平
凡なホームページを作ったとして、結果はどうなると思いますか。
多数の「普通の」会社の中に埋もれてしまうんですよ。全く目立つ
ことなく。
平凡に作ると、平凡な結果になる。当たり前の結論ですね。
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■ 商品購入、発注先選定のプロセスを意識する
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そこで、一度、お客さんの立場になって、インターネットから何か
商品を購入する際のプロセスを考えてみる、あるいはインターネッ
トで仕事の発注先を選定する際のプロセスを考えてみるということ
が必要です。
例えば、弊社の「ホームページ制作」のような仕事の場合、発注先
の選定プロセスとして、例えば、
1)ネットで30社くらいをざっと見る。
2)そのうち3~5社くらいと実際に会って話を聞いてみる。
3)実際に会って話をした感じと、提案内容、見積を総合的に考え
て発注先を決定。
といったプロセスが考えられます。このうち、3)の部分はネット
とは関係ありませんが、30社の中から3~5社に残るためにはどうす
れば良いか、といったことは企業ホームページにおいて非常に重要
なわけです。
このこと1つとってみても、平凡かつ横並びにホームページを作れ
ば、この「第1次選考」のプロセスを通らないことは分かります。
何か他社よりも優れたところがあると認識されるからこそ、「第1次
選考」に残れるわけです。
ただし、その「他社よりも優れている点」というのは、その見込客
に伝わらなければ意味がありません。
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■ 一般に言われている企業戦略とは
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大雑把に言えば、「他社よりも優れている点」を明確に打ち出すこ
とが企業の競争戦略であると言えます。
競争戦略には無数のパターンがあるように思われるかもしれません
が、競争戦略論の第一人者であるマイケル・ポーターによれば、競
争戦略は次の3つに集約できます。
・コストリーダーシップ戦略
・集中戦略
・差別化戦略
すごく分かりやすく言い換えると、順に、「最安値で売る戦略」
「特定領域の専門家となる戦略」「他社にはない何かを提供する戦
略」となります。
どれにも当てはまらない場合、競争戦略がないと考えて間違いあり
ません。競争戦略論の第一人者が研究の結果、3パターンしかないと
言っているんですから。
そして、競争戦略がないということは、他社よりも優れている点が
ないということであり、それは第1次選考に残れないということを
意味しています。
今回はここまでです。
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今回のテーマ: 考え方(2)
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マッターホルンの藤澤です。
前回は、ホームページは総合力の勝負であるということについて話
をしました。
今回は、企業ホームページは常に比較されるというお話です。
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■ 企業ホームページは常に比較される
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自分でインターネットでモノを買ったりしたことがあれば、企業ホ
ームページは常に比較されるということは、既に重々承知されてい
るかと思います。
色々な比較があるのですが、その最たるものが「価格」です。
どこで買っても同じモノ、これを「コモディティー」と呼びますが、
こういったものは、できる限り安く買いたいと思うのは自然なこと
でしょう。
私だって、価格.comを見てチェックしたりしますし、楽天でモノを
買うとしても当然いくつものショップを見ますよね。
だから、購入者側からすると、比較するということは当然と考えら
れています。
今、わかりやすいように、「B2C」の(対個人の)、「モノ」の販売
について例を挙げましたが、これは「B2B」(対法人)であっても、
「サービス」であっても基本的には同じなんです。
ネットで何かを探している、購入しようとしている、依頼しようと
している場合に、比較しないことなんて基本的にあり得ない。
例外としては、既に買ったことのある商品のリピート、ブランド信
仰、本当のオリジナル商品でほかでは入手できないもの、などがあ
るかもしれませんが、こういったことを除けば、常に比較されます。
でも、自分が買う立場であれば当然に話なのに、ホームページを作
る立場になると、とたんに、この「比較される」という観点が欠落
しがちなのです。
意外なことに、この話はほかであまり聞きません。だから、今話し
ていることは、人によっては大きな気付きとなるでしょうし、自分
で言うのもなんですけど、結構なノウハウですよ。
つまりですね、同業他社と比較されることを前提として、比較され
たときに優位に立てるように、勝てるように考えてホームページを
作るんです。
そのためには、まず、同業他社がどんなことをやっているのかを知
る必要があります。
同業他社のホームページを見て、何が良くて、何が悪いのかを考え
る。何がウリなのか。工夫している点は何か。改善すべき点は何か。
自分がお客だったら、どう思うか。
こういうことをやりなれていない方は、同業他社のホームページを
20~30くらいは見て考えてみてください。
当然、うまくいっていそうなホームページと、そうでなさそうなホ
ームページというのがあるでしょう。
良いホームページからは参考にすること、学ぶことがあるでしょう
し、そうでないホームページは反面教師として考えます。
比較されることを前提として考えると、たとえば、
・他社が出している情報を自社が出さないのは、一般的には不利で
ある
・従って、同業他社がたくさんの情報を出していたり、色々な工夫
をしていて業界全体のホームページのレベルが高い場合、ある程度
これに追随する必要がある
といったことが見えてきます。
以前、弊社に新規のホームページ制作のご相談をされた方の話を思
い出します。
建築関係の仕事ということでしたが、ネットから問い合わせが来る
ようなホームページを作りたいというのです。
それで、「ホームページの規模感(制作するページ枚数)はどのく
らいでお考えですか」と尋ねると「最初だから5ページくらい」と言
うんです。
でも、同業他社が色々工夫してコンテンツを考えたり、自社の良い
ところを説明しようとしているのに、5ページのホームページで成果
を出せって言われても、無理なんです。
・トップページ
・お問い合わせ
・会社概要
絶対にはずせないページがこの3ページとしても、残り2ページしか
ありません。
2ページでは、あなたの会社の良いところを充分に説明することもで
きないし、同業他社と比較されたら負けるに決まっています。
会社をつくったので、とりあえず、会社案内のパンフレット代わり
にホームページが欲しいんだ・・・という場合以外には、5ページの
企業ホームページはほとんど役に立ちません。
同業他社はもっともっと工夫して、手間暇かけて、考えて、ホーム
ページを作っているからです。
今回はここまでです。