Wikipediaでソーシャルメディアを調べてみました。「ソーシャルメディアとは、インターネットやウェブに基づく技術を用いて、 ブログやtwitterのつぶやきのような一方方向の独り言を多くの人々に伝えることによって、 多数の人々が参加する双方向的な会話へと作り替える」とあります。具体的には、ブログ、ツイッター、SNS等が上げられます。
もう少しわかりやすく言いますと、従来、一般ユーザは企業等から一方方向の情報発信をされていました。これがマスメディアです。
これに対して一般ユーザが意見やレビュー等をブログやツイッター等を使って発信。ユーザ同士が情報を共有しながら、さらに利用者間で広がっていくことを言います。クチコミとして広まっていくことをイメージしていただくと、わかりやすいかもしれません。
日本では、2009年の年末あたりから一気にツイッターがブレイク。皆さんの中には、個人でブログをやっている方も多いと思います。なんとなく、パーソナルなツールとしての印象が強いソーシャルメディアですが、企業にとってどう関係してくるのでしょうか?
すでに物販や飲食店の世界は、ソーシャルメディアの影響を大きく受けて始めています。
物が売れなくなったと言われて久しくなりますが、特に一般ユーザが企業の宣伝をあまり信じなくなったと言われています。つまり、普通の広告を見ても、あまり購買につながらないのです。
では一般ユーザは、何を購買の参考にしているのでしょうか?
それがソーシャルメディア、クチコミです。企業側が一方的に発信する宣伝情報よりも、既に商品を購入した人のブログでコメントを見て参考にするのです。確かに私も、化粧品を新しく購入する前には、有名クチコミサイトで情報を見てから購入決定をすることが多くなりました。
ホームページ+ソーシャルメディアの融合タイプが登場
このように購買に対する行動パターンは、すでに大きく変わってきています。すでに敏感な企業ではこうした流れを受けて、顧客対応への新しいあり方を模索しています。
従来型の企業ホームページは、企業側が一方的に情報を発信していますね。ですので、ソーシャルメディアには入りません。ただ微妙なところがあって、アマゾン等の通販サイトでカスタマーレビューが自由に書き込めますが、これはソーシャルメディアになります。つまりホームページ+ソーシャルメディアの融合タイプです。
最近、大きく時代が変わったなと実感したことがありました。 アメリカの例になりますが、世界最大の家電量販店「BestBuy」。シニアマネージャーの採用に際して、ツイッターのフォロワー(その人をフォローしている人のこと)が250人以上いることが採用条件のひとつになっているというニュースがありました。例えば、有名政治家なら2万人のフォロワーがいても知名度から言って不思議ではありません。しかし個人でフォロワーが250名いるということは、並大抵のことではなく、情報をどう拡げて、人と繋がっていくか、ということを理解し実践する能力のある人ということです。ソーシャルメディアの理解がなければ、就職できない時代がやってきたということです。
日本でも、ソーシャルメディアができないと就職できない時代に。
さらに驚いたのは、日本のアパレルメーカーでもこうしたケースがあったことです。採用条件のひとつに、「個人ブログを継続していること」「ツイッター経験者であること」とありました。アパレル業界は、業務でパソコンに関わる時間が少ないことから、採用条件に高いPCスキルを求めることがありませんでした。そこに、ブログとツイッターです!!驚きました。 昨今、企業がブログで情報を発信しているケースが多くなりましたが、担当者のほとんどは兼務です。ソーシャルメディアの発展に伴い、ブログやツイッターの担当を専業で置く時代に入ってきたと言えるでしょう。
皆さんの周辺は、どんな状況でしょうか?ソーシャルメディアは、まだまだスタートしたばかり。今が参入のチャンスかもしれません。